暑さ指数とは

暑さ指数を知って熱中症を予防しよう

熱中症予防 室内で熱中症になっている人

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症の予防を目的としてアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏温度(℃)で表されますが気温とは異なり、熱中症を引き起こす3要素である「①気温」「②湿度」「③輻射熱」から求めます。
気温だけでなく暑さ指数(WBGT)を知ることで、より的確に熱中症予防ができます。
<例> 2011年7月6日と9日の例(東京)
  7月6日 7月9日
最高気温 32.5℃ 32.5℃
暑さ指数 26.9℃ 29.9℃
レベル 警戒 厳重警戒
熱中症搬送数 50人 94人
7月6日と9日で比較すると、気温は同じですが暑さ指数(WBGT)は9日の方が高いです。熱中症搬送者数は、6日の50人に対して、94人と大幅に多くなっています。
(環境省Webサイトより引用)

※ 当サイトで公開している暑さ指数(WBGT)は、環境省で1時間おきに提供される予測値と実績値を利用しています。

暑さ指数と熱中症

温度基準 注意事項
危険
(31℃以上)
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28℃以上)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25℃以上)
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25℃未満)
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
(環境省Webサイトより引用)

暑さ指数と運動

温度基準 注意事項
危険
(31℃以上)
特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合には中止すべき。
厳重警戒
(28℃以上)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人は運動を軽減または中止。
警戒
(25℃以上)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。
注意
(21℃以上)
熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
ほぼ安全
(21℃未満)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。
(環境省Webサイトより引用)

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データ提供: 環境省
当サイトで公開している暑さ指数(WBGT)は、環境省で提供される予測値と実績値を利用しています。